レンタカーの保険と補償について
基本的に皆さんが知っているようなレンタカー会社は全て保険と数種類の保証内容を用意しています。
ここでは大手5社(トヨタ・タイムズ・ニッポン・オリックス・日産)をピックアップして紹介します。
どこのレンタカー会社の保険と補償内容が良いのか比較してみます。
結果:あまり変わらない。
補償の決定の仕方
補償の決定は安心を買うという意味に繋がると想定して、正しい補償プランの決定の仕方をお伝えするとします。
各社において様々な補償の呼び名やサポートプラン、サポート内容があるため若干異なることもありますがご了承ください。
免責補償(CDW)
自動車保険には必ず「免責」が付いてきます。考え方としては、「免責=但し」と置き換えて考えてみて頂くといいと思います。
対物補償を例に
訳すと、「対物補償では、1回の事故につき無制限に相手の車や物を保険会社が負担します。但し(免責)、最大で5万円までは使用者さんで負担してくださいね。」ということになります。
グラフで表すとこうですね。
5万円を上限にそれから上は保険会社が負担するという構図です。
(車両補償についても同様です。)
免責の補償制度はおおよそ10万円程ですから1事故につき10万円を支払いできないようなら免責補償(CDW)に加入しておくと良いでしょう。
NOC(ノンオペレーションチャージ)・休業補償サポート
簡単に説明すると
「レンタカーは車が働いている」わけではありませんが、商品が壊れてしまっては修理して再度使用できるまで数日時間がかかります。
そのためにレンタカー会社は、「その車が本来稼げていたであろう金額」を事故(または汚損等)を起こした使用者に支払うよう作った制度がNOC(ノンオペレーションチャージ)というわけです。
非課税で自走可能な場合2万円、自走不可能な場合5万円が相場のようです。
レンタカー会社によってNOCのサポートプランのあるところとそうではないところに分かれますが、運転に自信がなく自損事故が心配な方はサポートのあるレンタカー会社を選択し、付けると良いでしょう。
稀に運転免許取得から1年未満の初心者の方に限ってはNOCのサポートを後付け出来ないとお店側から断られる可能性もあるので、インターネット予約の時点で付けておくことをおすすめします。
安心サポート(ロードアシストなど)
最後によくあるのは、バッテリー上がり・キーの閉じ込みなどロードサービスを必要とする場合。基本的に使用者の実費負担ですが、安心サポート(各社名称が異なる)の加入をしておくと負担なくトラブルを解決できます。
また、ロードアシストに付随して延長代がサポートされているなど、各社若干内容が異なるのも予め見ておくと良いでしょう。
いかがだったでしょうか。
OTA(じゃらん、楽天、旅らい、旅楽)の商品で料金に若干違いがあれど、補償を後から追加して結局本来予定していたレンタル料より高くついてしまったり、事故を起こして費用が上がってしまった、なんてことを避けるためにも保険や補償を調べておくと良いですね。
近年、インバウンドによる交通事故件数の増加もあり、2018年あたりは日本人の事故率も減少傾向にありましたが、現在、約1%強の事故率であると把握しています。
今とても少ない事故率になってきていますが、緊急事態宣言後のレンタカー利用率や交通状況、自家用車の保有率等を考えると増加傾向になりますので、その点も踏まえていただければと思います。
Mr.のり
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